活動報告

文化教育

2024年度 青少年健全育成 視察研修

掲 載 日:2024-07-28

文化教育部会 青少年育成委員会
概  要: 青少年の健全育成への理解を深めるため、視察研修として「新潟少年学院」(新潟県長岡市)を訪問しました。
詳  細:  昨年度に続いての青少年健全育成に係る視察研修となります。
 「新潟少年学院」における教育活動の理解と、改善更生、社会復帰の状況を参観することが目的です。

・実施日  令和6年7月25日(木)
・訪問先  新潟少年学院
・訪問時間 10時05分~11時55分
・同行者  14名
      古里支所長、古里公民館長、民生児童委員協議会長
      文化教育部会及び青少年育成委員、事務局員

 新潟少年学院は、
○家庭裁判所の審判により保護処分として少年院送致決定を受けた少年を収容し、心身ともに健全な少年を育成する矯正教育を行っている少年院です。
○新潟少年学院における基本的な教育期間は11か月に設定しています。
○昭和24年の少年院の創立時に樋口忠吉院長が提唱した院是で、少年院の矯正教育に際しての基本姿勢として受け継がれているとのことです。また標語「常に少年と共に」の方針も実践されているとのことです。

 新潟少年学院の職員の方から、パンフレットとパワーポイントのスクリーンを見ながら少年院に関する説明を受けました。また、現状の少年院に入所している人数の実状について説明がありました。
 規則正しい生活を送りながら「生活」「職業」「教科」「体育」などの指導で生活が改善していくとの説明でした。
記  事:  新潟少年学院の施設内の見学させていただき、印象的だったことは明るい建物であることでした。
 比較的開放されている少年院で、院外に出かけることもあり、春の観桜会、夏の臨海訓練、秋の運動会など、普通の生活で体験することが多く取り入れられている印象でした。一方で4人部屋の就寝する部屋での私語は慎む必要があるとの説明でしたので規律正しい面があることを実感しました。これらを通して、矯正教育や社会復帰に努力していることがよく認識できました。
 標準の教育期間は11か月ですが、院生が出院するときは感謝の言葉がつづられるとのことで、有益な教育を行っていることが分かります。

 私達の訪問が、院生の皆さんの更生や復帰に向けて努力していることに対して少しでも力添えとなることを願っています。

新潟少年学院にて

このマイクロバスにて訪問

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